野湯【鍋山の湯】別府の山中にひそむカラスの湯
こんにちは、温泉マンたろうです。
鍋山の湯を紹介します。(私はカラスの湯と聞いていました)
比較的
野湯の中では行きやすいですよ〜!
ルートと駐車場
Googleマップで検索できます。
ただ、
国道500号からの左折のポイントが分かりにくかったので
「湯やえびす」の看板を左折し
曲がることなくずーっと直進
途中に門があり、行き止まりになっていました。
右手には看板も、
立入禁止…
入浴禁止…ですと
よく見ると、門の左手に
人が通れる空間は見えるのですが、、
モヤモヤな気持ちの中、さすがに帰ろうとしたところ
後続から、おじいさんが歩いてこられました。
話しかけると、ご近所のおじいさんとのこと。
「今は通っていいよ〜。温泉も入れる。ついといで〜」
あ、ありがたや〜
帰らなくてよかった。笑
門の近くが駐車場となっており、そこからは徒歩で温泉へ向かうそうです。
道は広く、徒歩で行くには申し分なし。
ゆるやかな坂が続きます。
おじいさんによると、禁止になっていた時期もありましたが、今は解かれているそうです。(2022年時点)
徒歩10分ほどで、ひらけたポイントに到着。
周囲は、断崖絶壁です。
ほれ、見てみ〜
おじいさんが指さす方を見ると、うっすら温泉のようなものが見えます。
そして、硫黄の臭いも、、
さて、到着〜!
…!湯が黒い!!!
山の中にぽつんと
真っ黒な温泉が
石に囲まれて存在してました。
カラスの湯とは色のことだったんですね。
なお、脱衣場はありません。
いざ入浴
どうでしょう、この景色
こりゃ〜たまらんですよ〜
自然の中にポツンと存在している温泉。
少し歩いてきたので、さらに気持ちいい。
よく見ると、黒い湯の花のようなものが浮いています。
浴槽は2つあります。
片方にはホースで水が入っており、少しぬるめになっています。
上の方に高温のポイントがあり、
先客の方が温泉卵を作られてました。
黒い硫黄泉
泉質は分かりませんでしたが、間違いなく硫黄泉でしょう。
景色も含め、秘湯や野湯好きの方にはたまらない温泉です。
ちなみに一緒に歩いたおじいさんは、入浴目的でなく
日課の散歩だったとのこと。
入浴は普段からされないそうです。なぜって?
汚れるから笑
この温泉、あがったあとに身体が黒くなります。
帰宅時の服装は注意が必要です。
近くに「へびんの湯」という野湯があるのですが、そちらを梯子して、きれいさっぱりされる方が多いのだとか。
近いうちに、そちらの紹介もできたらと思います。
〜鍋山の湯〜
・24時間営業・休みなし
・無料
・駐車場あり(駐車場から徒歩約10分)